教科書的な textbookish 2004 7 13

 株式市場が、金融相場から業績相場へ移行していくのは、「教科書どおり」でしょう。
しかし、世の中、いつも、「教科書どおり」になるとは限らないことを、
誰でも知っているでしょう。
 つまり、単純に、業績相場にはならないと思います。
おそらく、「金融相場から業績相場へ」、そして「業績相場から金融相場へ」、
さらに、「金融相場から業績相場へ」という具合にしていかないと、無理かもしれない。
つまり、「二歩前進、一歩後退」を繰返す必要があるかもしれない。
 その原因は、テロ懸念と、それに伴う原油価格の高騰です。
これは、教科書にないものです。
 こうした特殊事情を考えれば、一方通行の利上げは難しいと思います。
市場の様子をよく観察しながら、利上げをし、
無理があるならば、利下げをし、
無理が解消されたら、利上げをするという方法になると思います。

時計の針 clock hand 2004 7 11
 サダム・フセイン政権とアルカイダの間には、
正式な協力関係がなかったというニュースがありますが、
これは、イスラム社会を知っていれば、当然のことです。
 サダム・フセインは、敬虔なイスラム教徒とは言えなかったのです。
サダム・フセインは、かなり世俗化していたのです。
世俗化の代表例が、サダム・フセインだったとも言えます。
 しかし、世俗化の代表例だったサダム・フセインが、戦争に負けたことで、
時計の針が、逆戻りするかもしれません。
なぜならば、敬虔なイスラム教徒は、こう考えるかもしれません。
「サダム・フセインは、世俗化したから、戦争に負けたのだ。
だから、イスラム教徒は、イスラム教の原点に戻るべきだ。」
こうして、イスラム教原理勢力の力が強くなっていくと思います。













































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